INFPは本当にエンジニアに向いているのか?
色々なサイトを見ていると、INFPはエンジニアに向いているとか、向いていないとかいろいろな情報が錯綜していて何が正しいのか正直全く分かりません!
なので今回は実際にINFPの僕がエンジニアになって躓いたことや、INFPがエンジニアに向いているという真意、どのようにエンジニアとして立ち回ればいいかを経験に基づいて解説します。
解説と言っても一個人の意見なので、参考までに目を通していただけると幸いです!
INFPとは何のことか
INFPはMBTI診断テストという性格診断テストで判定されるタイプの1つです。
受けたことがない方はまずは診断テストを実施してみてください!
その中でINFP型と診断された方は以下のような特徴がある方ではないでしょうか。
- 平和主義
- 共感性が高い。思いやりがある。
- 直感的で芸術面での才能がある
- 他人に気を使い過ぎてしまう
- 人間関係で疲弊しやすい
見て分かる通り、このようないかにも社会で生きにくそうな性格の持ち主がINFP。
さらにその中でもINFP-Tに分類された方は完璧主義や神経質という特徴があり、INFP-Aは比較的ストレスを貯めにくい傾向にあります。
INFPがエンジニアに向いているといわれる真意
世間ではエンジニアの他にも、デザイナー・芸術家がINFPに向いていると言われていますが、要はコミュニケーション力を求められない仕事がいいってことですよね。
結論から言うと、そんな仕事は中々見つからないんです。(厳しいようですが、僕自身はそう感じています。。)
僕はエンジニアですが、報告・連絡・相談といった基本的なコミュニケーションは求められますし、何なら人に分かりやすく伝える力も求められることがあります。
勿論僕もこの道を経験しましたし、結構挫折しかけました。。
ではなぜ在宅ワークになったとたんに仕事がやりやすくなったのかを次で解説します!
仕事がやりやすくなった最大の決め手
会議がWeb会議になったことです。
普段実際の職場で会議をする時に、僕はこんなもやもやを抱いて居ました。
- この話、隣のチーム悪口に聞こえないかな…?
- 自分が喋り始めた時の周りの視線が気になる…
分かる方いますか?こう見るとメンタル豆腐過ぎて本当に情けないですw
ただWeb会議という状況ではこれらの問題がある程度解消されます。
- 家にいるから隣のチームに聞こえるなんてことはない
- Web会議でカメラを切れば視線なんて気にならない
さらに言うとそれぞれの人が、1人で1台のPCに向っている状態でのWeb会議が最適です。
1台に複数人向っている状況が出来てしまうと、その中で会議が始まってしまうんですよね。
そうなったら本当に話に入りずらいですww
INFPがエンジニアとして挫折してしまう一番の理由は、劣等感ではないか?
INFPの方は、周りと比べて自分よりできている同期がいると、なぜ自分はできないんだろう?とか、自分だけできない人間なのでは?と思い込みがちではないでしょうか。
「これって聞いてもいいのかな?」と一人で迷って、長時間考えても分からず。。
挙句の果てに「もう少し早く質問してくれればいいのに」と上司から言われ、ネガティブな思考を巡らせてしまうのです。
劣等感は自分のパフォーマンスを下げてしまいます。
僕も昔はまさにこんな感じでしたが、少し視点を変えてみました。じゃあできる人はどんな方法で仕事をしているのだろうと。
結論、できるエンジニアは「分からない場所は素直に聞く」んです。
「これとこれを試したんですけどこんな感じのエラーがでて、誰か同じ状況になった人いれば教えてください」みたいな感じで。
対して僕はINFP特有の「人に気を使い過ぎてしまう」という点で質問への一歩を踏み出せず、無駄な完璧主義も相まって質問するべきタイミングを逃していました。
結果なかなか解決に至らず、劣等感を抱えてしまっていたということです。
みんな初めは何もわからなくて当たり前なのです。そして成長するスピードもバラバラで当たり前なのです。
大事なのは、「聞くことは恥ずかしくない。多少恥ずかしくても、知識が深まればそれでよい」ということです。
これは余談ですが、素直に質問する人ほど素直さがあるので可愛がられがち(個人的な感想)だったりもしますw
当時の僕と同じような方はこの本を読んでみてください!
人は人、自分は自分という考え方がなんとなくわかるようなるかと思います。
劣等感との上手な付き合い方は下記の記事に上手くまとめられていたので参考にしてみてください!この記事凄いです。
実際INFPにエンジニアは向いているの?
結論としてINFPはエンジニアに向いていると思います。
その人が論理的な考えが向いているかなどある程度の適正はありますが、エンジニア自体INFPにって仕事がしやすい職業であることは間違いないです。
ただそう感じられるのにはいつくか前提条件があります。
- プログラミング、エンジニア業が好きか
- 基本的なコミュニケーションが出来るか
- へこんだ時のストレスのはけ口があるか
プログラミング、エンジニア業が好きか
これはINFPの特性を大きく生かすことが出来る点だと思っています。
何かに熱中したり、こだわりを持ったり出来る人は、デザイナーやエンジニアのような技術職では大きな力を発揮することが出来ます。
正直なところ技術に興味を持ってIT業界に飛び込んだ人も、半年後にはエンジニアという仕事がマンネリ化して、新しい技術を学ぼうとしないことがほとんどです。
その点INFPは常に自分の価値を見極めるため、内なる成長意欲や新しいことを学ぶ好奇心が高いと言えます。
基本的なコミュニケーションが出来るか
これも大切です。しかしINFPにとっては高い高いハードルになる方もいるのではないかと思います。
コミュニケーションできるかできないかは、慣れの部分が大きいのです。
なので実際のところはサクッとどこかの会社に入社して、焦らず周りとの関係を構築することが解決への最短の近道と言えます。
INFPの人にSES(派遣)企業は向かないでしょう。理由は周りの環境が変わりやすいからです。
勿論そのような逆境に打たれて少しずつ慣れていく人もいるとは思いますが、初めの1社は自社で作業できる環境を見つけてみてはいかがでしょうか。
へこんだ時のストレスのはけ口があるか
自分の趣味や友達とのやり取りなど、ストレスを発散する方法があるかどうかです。
やはりどれだけ自由な会社と言えど、ある程度のコミュニケーションは発生するので、それによってストレスを抱える方もいるかもしれません。
ストレスを感じた時に塞ぎこんでしまうと、人によっては立ち直れなくなってしまうことも考えられます。
大げさに感じるかもしれませんが割とあります。
なので、いざとなったら仕事を忘れて羽を伸ばせる環境を用意しておきましょう。
結論:合わなきゃ辞めればいいし、やりたきゃやればいい
結論が投げやりですみません。
もし少しでも興味が湧いたのであれば、一度エンジニアの世界に触れてみるのも良いのではないでしょうか。
どうせ調べるだけならタダですw
ただ1つ、お金のためだけにエンジニアになりたいのであればあまりおすすめしません。少しでも楽しそうだなと思えることが大事です。
INFPの方は比較的やりがいを重視する傾向にあるため、お金を目的にすると仕事をする意味を見出せなくなってしまいます。
万が一エンジニアになって辛いと思ったときには、辞めることや転職することも視野に入れればいいのです。
仕事を辞めたところですぐ死にはしません。
コメント